近頃はブラック企業も巧妙化してきて、
広告だけでは見抜けないパターンも存在します。
そういったブラック企業は
面接時に見抜くようにしましょう。
ブラック企業では良くあることが、
元々は正社員で募集をしていたのに、
実際に入社してみると、
アルバイト、業務請負、契約社員として
採用しようとする企業があります。
以前にもブラック企業が
試用期間が長いことは書かせて頂きましたが、
(ブラック企業は【正社員】を雇わない!?)
今回のパターンは試用期間云々ではなく、
そういったものの説明もなく、
いつのまにかにアルバイトや業務請負、契約社員で
雇用されている場合があります。
ブラック企業の場合、
雇用契約書を書かせない企業が多数です。
本来、労働基準法では、
労働者を雇用した場合には、
その内容について「書面にて明示」
しなければなりません。
その際に使われる書類が、
雇用契約書、もしくは労働条件通知書というものです。
この取り交わしの際、
双方納得の上で契約を締結させる必要があります。
しかし、ブラック企業の場合、
そもそも雇用契約書が無く、
実際に給料日になってから、
貰う額が入社当初に言っていた額が違うことで、
「違った条件」で雇われていることに気が付いた。
というケースは良くある話です。
雇用条件というものは大切です。
これは逆に言えば、
「雇用契約書」か「労働条件通知書」を
文書で渡してくれる企業は
ある程度信用できるということです。
渡さない企業があれば、手によっては、
「雇用契約書をお願いします」と伝えることが大切です。
ブラック企業の場合、
そこはかなり渋ります。もしくは
どうしてか怒られます。
ですが、そういう企業であれば、
そこで入社を断るという方法もあります。
では次項に関しては、
もしもブラック企業に入社してしまったあとの対処法を
書いていきたいかと思います。