近頃はブラック企業も巧妙化してきて、
広告だけでは見抜けないパターンも存在します。
そういったブラック企業は
面接時に見抜くようにしましょう。
ブラック企業への面接時には、
その職場に行かれるかと思いますが、
いろいろと目を向けて見てみましょう。
例えば、ブラック企業の特徴は、
受付やオフィス、トイレなどが
やたらに汚い場所が多いです。
理由は社員が激務に追われているせいで、
そういった細かい部分まで
配慮が回らないからです。
余裕がない証拠です。
また標語やスローガン、
棒グラフなどが、
あちらこちらに張られている
職場も場合によってはブラック企業です。
別段、標語やスローガンが
貼られているのは良いのですが、
問題はその中身です。
「気合だ、やる気だ」
「訪問件数××件目標」
などと書かれていたら注意が必要です。
これはどうしてかと言えば、
ブラック企業は「やる気、体力、精神論」
というようなことが大好きだからです。
ですが、社長室は
やたらに豪華なブラック企業も多いです。
社長室が仕事以外の物にあふれて、
「本当に仕事をする空間なのか?」
と疑いたくなるほど私物に溢れかえっています。
必要以上に豪華な骨とう品や趣味の物や
同じように社長の車だけは
常人では買えないような高級車だったり、
もしくは著名人や政治家との写真は置いてあったり、
意識があったりする場合も注意が必要です。
心理学的に言えば、
それは社長自身が自分に自信が持てない
あらわれとも言えます。
自分に自信が無い方は外見を良く見せようとしたり、
自分の持ち物にお金をかけたりしがちです。
社長室がそれだけ、豪華ということは
「周囲に見せ付ける」ためのものでしかありません。
そういった社長室があって、
受付や社員のデスクが汚くて、
標語やスローガンだらけだと
危ない会社というわけです。
面接時には、面接内容だけなく、
会社の様子などもしっかりと
確認しておくと良いです。
では次項に関しては、
これは面接時というわけではないのですが、
選考が終わった後、入社する前に
ブラック企業と判断するための方法を
語っていきたいと思います。