ブラック企業を見分けるには、
ブラック企業が好むキャッチコピーを
調べてみるという手もあります。
ブラック企業が使いたがる
キャッチコピーはいくつかありますが、
そういった文言を注意して見ると、
判別が付きやすいです。
例えば、良くあるのが、
「若い仲間が頑張ってます。活気があります。」
という謳い文句です。
これは離職率が高くて、
若い人が多いということです。
活気があるというよりは、
みんな必死というべきです。
また、これもよくある
キャッチフレーズですが、
「アットホームな社風です。」
というキーワードです。
一見、アットホームというのは、
面倒見のいいといったポジティブな言葉に、
聞こえますが、ブラック企業の実態は違います。
裏を返すと、上司や会社からの圧力により
休日やプライベートが
なくなってしまう企業もあったりします。
良く言えば体育会系の企業。
悪く言えばプライベートや休日を潰す企業。
これは社員数の少ない中小企業に
よく書かれているフレーズですが、
こういったところは、
ノルマが非常に厳しかったり、
「とにかくやれ!」「やればできるんだ!」
という押しつけがましい精神論が
まかり通っている企業が多かったりします。
こういう体育会系を望んでおられる方は
良いのかもしれませんが、この求人に応募するのでしたら、
1年中行われる企業の行事や
飲み会への強制参加を覚悟しておきましょう。
そもそも職場の雰囲気が良い企業であれば、
そのような露骨に「雰囲気がいい!アットホーム!」
というようなことをアピールすることはありえません。
求人広告で、社員の集合写真を
載せているような場合も要注意です。
必要以上にアピールするということは
悪いところを隠すカモフラージュである
可能性が濃厚だからです。
こういったところは、
アットホームと言いつつも、
会社の内部はギスギスしていたり、
異様な熱気があったり、
人間関係にも問題があったりするものです。
それでは次回も、
もう1つブラック企業がやりがちな
広告キャッチコピーを見ていこうと思います。